今季限りでヤクルトを自由契約になったサイスニード投手(32)が1日、自身のインスタグラムを更新し、雪山でムース狩りに成功したことを報告した。迷彩服を着込んだハンターは、横たわる巨大なムースの背後で満面の笑みを見せた。「ムース狩りに成功! この動物は私の友人や家族を1年間食べさせてくれる!」と、公称193センチ、97キロのサイスニードよりもはるかに巨大な獲物にご満悦な様子だった。
「生まれながらだよ」の狩人。昨オフも野生に身を置いた。夫人のハンナさんの出身地・アラスカで、2日をかけて約100キロの熊、6日をかけて250キロ前後のヘラジカをハント。熊はスパイスを混ぜ、ソーセージに。ヘラジカはステーキなどで平らげ、命に感謝した。「めちゃうまいよ。においもない」と、生活の一部でもある。
今季が来日4年目だったサイスニードは自身初の開幕投手を務めたが、24試合に登板し2勝8敗、防御率5・03。思ったような成績を残せず、11月7日にNPBから自由契約選手として公示されていた。通算83試合登板、24勝24敗、防御率3・95だった。