バルセロナのブラジル代表FWラフィーニャ(27)がスペインリーグ3敗目を喫した後、「後半は規定の45分ではなく30分しかプレーされなかった」とラスパルマスの時間稼ぎに不満を述べた。
バルセロナは30日にホームで行われたスペインリーグ第15節でラスパルマスと対戦した。後半開始直後にリードを許した後、16分にラフィーニャが鮮やかなシュートで同点にするも、6分後に再び失点を許して1-2で敗戦。ここ3試合勝利なく、2位Rマドリードに勝ち点差を詰められている。試合後、敗れたにもかかわらず、チーム唯一の得点を挙げてマッチMVPに輝いたラフィーニャがインタビューに応じた模様をスペイン紙マルカが伝えた。
ラフィーニャはまず、ラスパルマス戦について「悪い試合だった。改善して勝つために、自分たちの悪いところを見つめなおす必要がある」とチームの不調を認め、「自分たちがやってきたことのレベルを下げてしまい、それが試合を難しくしている。努力を続けて改善しなければいけないし、この状況を好転させ、リーグ戦で再び勝てるようになる必要がある」と反省した。
続いて自身の得点について、「ゴールはどうでもいい。重要なのは勝利することだ。勝てなかったし、試合には満足していない。もちろん腹が立っているよ」と返答した。
最後にラスパルマスの時間稼ぎについて、「自分が不利になり、罰せられる可能性があるのでそのことについては話したくない。でも後半は規定の45分ではなく30分しかプレーされなかった。ラスパルマス戦の選手たちは自分たちが何をやっていたのか、僕よりもよく知っているだろう」と批判した。(高橋智行通信員)