阪神のOB会総会が30日、大阪市内のホテルで行われ、才木浩人投手(26)、石井大智投手(27)、桐敷拓馬投手(25)、森下翔太外野手(24)が敢闘賞を受賞し、前監督の岡田彰布オーナー付き顧問(67)と今季限りで現役を引退した秋山拓巳投手(33)が功労賞の表彰を受けた。
今季13勝でチームの勝ち頭として躍動した才木は偉大な先輩方を前にしても物おじせず。「緊張は一切しないです。もう己を貫きました。偉大な方々とあいさつできてよかったです」と笑顔。一方、中継ぎで勝ちパターンの一角を担い、56試合に登板した石井は「粗相がないようにだけ頑張ろうという気持ちで、しっかりあいさつできたのでよかったです」。球団左腕では初となるセ・リーグの最優秀中継ぎ投手賞を受賞した桐敷は「タイガースの歴史と伝統を感じました。来年もまた頑張りたい」と引き締めた。今季プロ2年目で打線の主軸として勝負強さが光った森下は今回が同会初参加。伝統を引き継ぐため、「自分たちはプレーで先陣を切ってやるしかない」と力を込めた。