巨人から海外FA権を行使した菅野智之投手がファンの温かな声援に決意を新たにした。巨人では、メジャー挑戦前、最後のイベント。自身の応援歌が流れ、背中を押された。「うれしい。こうやって後押しもしてもらって。しっかりやらなきゃいけないなという気持ちになった」と力を込めた。
12年ドラフト1位で入団。東海大卒業後、浪人まで経験し、巨人のユニホームを着ることにこだわった。重圧と向き合いながら巨人のエースを背負い、結果を出し続けた。「もう一番の巨人ファンですし、ジャイアンツが大好き。日本一になることを心から願っています」と言った。
メジャーを経験した上原浩治氏からも激励の言葉を授かった。菅野は「別に引退をするわけではないので。ユニホームが変わってもやることは変わらない。ジャイアンツの代表として恥ずかしくない投球ができるようにしっかり準備したい」。次なる夢舞台でも変わらず結果を導く。