日本ハムのファンフェスティバルが11月30日、エスコンフィールドで行われ、フィナーレでは新庄剛志監督(52)が来季の「開幕投手」「開幕4番」「守護神」をサプライズで次々に発表した。
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初の開幕投手を務めることが決まった金村尚真投手(24)は、かなり差し込まれていた。新庄監督が「開幕投手を発表します」と言ったときも心の中では「誰か言われたのかな」と思っていた。誰だろうと考え始めると「いきなり僕だった…心の準備もしてなかった」と驚いた。
壇上で指揮官から抱負を求められた。「今年は(伊藤)大海さんが開幕で勝利して波に乗ったと思うので、来年も僕がしっかり…好投して、しっかり…」としどろもどろになったところで新庄監督が「もうダメだ」と救いの手を差し伸べたが、覚悟は決まった。
開幕4番にサプライズ指名されたのも同学年の野村で「僕ら世代は来年もっとやらないといけない。僕たちが頑張ることによってリーグ優勝、日本一が見えてくる。お互い切磋琢磨(せっさたくま)しながらやっていきたい」と約4カ月後に立つ大舞台を見据えた。