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【ロッテ】安田尚憲&池田来翔、サード空席の可能性に「やるべきことをやるだけ」自力でつかみ取る


千葉元気いっぱいのBリーグ試合では、ロッテの安田尚憲内野手と池田来翔内野手が観戦し、大いに刺激を受けました。二人は、復帰したバスケットボールスター渡辺雄太の活躍に歓声を上げました。しかし、試合観戦後には、プロ野球での自身の課題に思いを巡らせました。安田は、不本意な一年からのリバウンドを目指し、正三塁手への復帰を誓います。一方、池田も限られた出場機会を超えるために奮起しています。二人はゲスト出演中のフリースローゲームをクリアし、課題達成へ意欲を見せました。この観戦体験を通して得た刺激を、今後の野球シーズンに活かす意志を新たにしました。

Bリーグ千葉J対琉球にゲスト参加した、左からロッテ池田、安田、マーくん(撮影・中島郁夫)

ロッテの安田尚憲内野手(25)と池田来翔内野手(24)が「ホットコーナー」を捉える。内野手コンビは30日、LaLa arena TOKYO-BAYで開催されたBリーグ千葉J-琉球を観戦。NBAでも活躍し、左足首捻挫から復帰したスーパースター渡辺雄太(千葉J)のダンクシュートなどに「すごい。すごいですよね」と驚きの言葉を重ねた。

不本意な1年からの“リバウンド”だ。安田は20年から手中にした正三塁手の座を、二塁からコンバートされたベテラン中村奨に“スチール”された。大卒3年目のユーティリティー池田も21試合の出場に終わった。だが中村奨が28日の契約更改交渉で、二塁への再転向を吉井監督へ直訴。実現は未定だが、三塁が空く可能性に安田は「やるべきことをやるだけ」、池田も「同じ」。声を弾ませたバスケの話題から一転、静かな口調でつぶやいた。ポジションは自力でつかむ。

熱気が残るハーフタイムでは、1分以内に計3ゴールが条件のフリースロー企画を5投目で難なくクリア。「意外と決まったね」と笑い合い、試合開始前に30分、汗だくで予行演習した成果を発揮した。ケガ明けで豪快ダンクを2本決めた渡辺雄太ばりの反発力を見せる。【黒須亮】

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