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【神戸】大迫勇也がPK失敗「思ったより力が入っていた。反省したい」同点機逃すも集中は継続


明治安田J1第37節で、ヴィッセル神戸は柏レイソルと1-1で引き分け、勝ち点1を獲得しました。神戸のFW大迫勇也は、後半アディショナルタイムにPKを外したことで反省の意を表しましたが、その後の冷静なプレーで同点に貢献しました。試合はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によって判定が覆り、武藤嘉紀のゴールで神戸が貴重な引き分けを手に入れました。この結果、最終節での自力での優勝が可能となり、大迫も次の試合に向けて意気込みを語っています。

柏対神戸 後半、PKを外す神戸大迫(右)(撮影・鈴木みどり)

<明治安田J1:柏1-1神戸>◇30日◇第37節◇三協F柏

ヴィッセル神戸がアウェーで柏レイソルと引き分けて勝ち点1を獲得。最終節でのリーグ連覇達成につなげた。

神戸FW大迫勇也(32)は、劇的な同点弾での勝ち点1に安堵(あんど)の表情を見せながらも、自身のPK失敗を反省した。

0-1の後半アディショナルタイムにPKのキッカーを務めたが、キックはまさかの枠外。同点のチャンスを逃すことになった場面を振り返って「思ったより力が入っていたのかな。決めないといけないですし、反省したい」と話した。

その失敗に悔しさをあらわにしながらも、集中力は切れていなかった。同アディショナルタイム10分のMF武藤嘉紀(32)のゴールの前には、冷静な落としで決定機を演出。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で得点が認められた後も「あと2分あると聞いていたので。(退場で)相手が1人少なかったので、チャンスかなと思った」と逆転を狙いに動いた。

勝ち点1にとどまったが、これで神戸は最終節の湘南ベルマーレ戦(12月8日、ノエスタ)に勝てば自力で優勝を決められることになった。大一番に向けて大迫は「次勝つだけなので、切り替えてやります。僕が切り替えていいチャレンジをすることが、チームのためにもなる」と話した。

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