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【阪神】OB会長に掛布雅之氏が正式就任「天国にいる小林さんに、今は堂々と声をかけられる」


阪神OB会が30日に大阪市内で開催され、元阪神タイガースの名選手である掛布雅之氏が新会長に就任しました。前会長である川藤幸三氏からバトンを受け継ぎ、掛布氏は第7代会長となります。掛布氏は挨拶の中で、かつて巨人からトレードされた小林繁氏の言葉を引用し、阪神が今では歴史と伝統を誇れるチームに成長したと述べました。また、副会長に峯本達雄氏と日刊スポーツ評論家の桧山進次郎氏が就任しました。掛布氏は、藤川監督の下でのチームの成功を期待し、盛り上げました。

あいさつする阪神掛布OB新会長(撮影・前田充)

阪神OB会が30日に大阪市内のホテルで開かれ、掛布雅之氏(69)が新会長に就任すると正式発表した。今季までOB会長を務めた川藤幸三氏(75)からバトンを渡され、第7代会長となる。

川藤氏から「(球団創設)90年から100年の歴史は、この会長のもとでしっかりやってもらいます」と託されて、あいさつした。 「小林繁さんが巨人からトレードされてきました。その時、小林繁さんが言ったことは『巨人には歴史と伝統がある。阪神には歴史はあるが伝統がない』。ただ、ここ数年の阪神の戦い方、チームの作り方を見た時にですね、胸を張って歴史と伝統のあるチームなんじゃないですかと。天国にいる小林さんに今は堂々と声をかけられるタイガースの土台ができた。」

また副会長には峯本達雄氏(71)、桧山進次郎氏(55=日刊スポーツ評論家)が就任する。掛布氏は乾杯のあいさつも務め「藤川監督の胴上げを祈願して乾杯!」と盛り上げた。

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