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【町田】FW相馬勇紀のゴールで京都に1-0勝利、暫定2位に浮上 最終節に逆転Vの可能性残す


J1第37節で町田ゼルビアが京都サンガFCを1-0で下し、勝ち点差3の暫定2位に浮上しました。試合は後半21分、町田の相馬勇紀がクロスを試み、そのボールが京都のDFに当たりゴールに入る幸運な得点で先制しました。町田はその後も堅実な守りを続け、試合終了までリードを守りきりました。一方、ヴィッセル神戸が柏レイソルと引き分けたため、町田は最終節での逆転優勝の可能性を残しています。町田は次に鹿島アントラーズとのアウェーゲームに挑み、神戸と広島も含む激しい優勝争いが予想されます。

町田対京都 後半、町田相馬勇紀のクロスから先制点が決まる。中央は飛び込む藤尾(撮影・垰建太)

<明治安田J1:町田1-0京都>◇30日◇第37節◇Gスタ

FC町田ゼルビアがホームで京都サンガFCを1-0と下した。同時刻で首位もヴィッセル神戸が柏レイソルと1-1で引き分けたため、勝ち点差は3差となり、辛うじて最終節に逆転優勝の可能性を残した。翌日に試合を控えるサンフレッチェ広島を勝ち点で上回り、暫定2位に浮上した。

どちらにも決定的なチャンスがあった中、町田FW相馬勇紀が後半21分にゴールをこじ開けた。左サイドからドリブルで持ちこみクロスボール。カットに入った京都DF宮本の足に当たった浮き球はゴール方向へ。GK林が手を伸ばしセーブを試みたが、指先に当たったボールはゴールイン。スコアが動いた。

町田は前半からFW相馬、エリキを中心に攻め立て、後半12分にはDF望月のシュートが右ポストを叩き、続いて左ポストも叩きゴールライン上を転がる不運な場面もあった。なかなか得点が奪えず苦しい時間帯が続いたが、ホームサポーターの声援に背中を押され、さまざまな思いがこもってのゴールとなった。

後半44分にはFW藤尾がゴールネットを揺らし追加点かと思われたが、ここはオフサイドでノーゴールとなった。それでも町田らしい堅守を披露し、危なげなく6分のアディショナルタイムも得点を許さず、完封勝ちを収めた。

町田は12月8日の最終節で鹿島アントラーズとアウェーで対戦。神戸、広島との三つどもえでの争いとなる。

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