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【中日】井上監督「やることはやった」長期大型契約を提示、ライデル・マルティネスの残留熱望


中日ドラゴンズの井上一樹監督は、ライデル・マルティネス投手の残留を強く希望しています。マルティネスは絶対的守護神として、チームの投手陣の土台となる重要な存在です。新たな契約を提示されたものの、保留者名簿から除外されれば他球団との交渉が可能になります。本人はキューバに帰国し、「他球団とも交渉したい」との意向を示しています。監督は「やるべきことは全てやった」と述べ、マルティネスの決断を待つ姿勢です。

中日井上一樹監督(2024年11月2日撮影)

中日井上一樹監督(53)が、30日提出期限の来季保留者名簿から除外される見込みのライデル・マルティネス投手(28)について、改めて残留を熱望した。

「もちろん必要不可欠。ライデルが残るのであれば(投手陣の)計算ができるからね」。先発、リリーフの陣容を組み立てていく上で、土台となる絶対的守護神は指揮官の言葉通り、不可欠な存在だ。

12月2日公示の名簿から外れた時点で、調査中とされるDeNAなど他球団との交渉が解禁となる。本人は「僕自身だけの問題ではなく、今後の動向によってどうなるかということもある。(他球団との交渉が)解禁になってから、いろいろな条件を聞いて、ということになると思います」との言葉を残してキューバに帰国した。

すでに直接会談を終えている井上監督は「他の球団の話も聞きたいという本人の希望もあるわけでしょ。熱意はオレも伝えさせてもらっている。後はライデルがどう心を動かしてくれるのか。仮に違うところを選んでしまったら、それはしようがない」と腹はくくっている。今季で推定年俸2億円の3年契約を終え、球団は長期大型契約を提示済み。「やることはやった」と新指揮官。人事は尽くした。後は天命を待つ。

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