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来春センバツ連覇狙う健大高崎が年内最後の対外試合 神奈川秋4強左腕に18安打浴びせ快勝締め


健大高崎高校(群馬)は年内最後の練習試合で、来春のセンバツで連覇を狙うための勢いを見せ、9-0で横浜隼人(神奈川)を圧倒しました。注目の投手、石垣元気選手(2年)は5回1安打無失点で好投し、変化球を駆使した安定感あるピッチングを披露。打線も横浜隼人の強力投手陣から3回に7安打を集中し、全体で18安打9得点と打線の力を示しました。青柳博文監督は「投手と打線が目指す形が整ってきた」と現状を評価し、センバツに向けたチーム作りが順調に進んでいることを強調しています。

年内最後の実戦登板をした健大高崎・石垣(撮影・金子真仁)

<高校野球練習試合:健大高崎9-0横浜隼人>◇30日◇健大高崎グラウンド

高校野球の年内の対外試合最終日に、出場が決定的となっている来春センバツで連覇を狙う健大高崎(群馬)は横浜隼人(神奈川)と練習試合を行い、9-0で大勝した。

健大高崎は来秋ドラフト候補で、秋季関東大会では158キロをマークした右腕の石垣元気投手(2年)が、5回1安打無失点。変化球主体の投球ながら、外野に飛んだボールは中前打の1球のみ。この日は147キロ止まりながら全体として安定感があり「いい感覚で終われたので良かったと思います」と振り返った。

打線は秋季神奈川県大会で4強入りした横浜隼人の左腕・白鳥から3回だけで1イニング7安打。特に低めや内角にしっかり投げきった球にも打線全体が対応しており、7回で18安打9得点。レベルの高さをあらためて示した。

健大高崎は今春のセンバツで同校初の全国制覇。青柳博文監督(52)は「投手はいますし、打線もこちらがやりたいことがしっかり浸透されてきている」と現状を評価する。8月中旬の新チーム結成以降、対外試合は敗戦は2敗のみだという。優勝候補の一角に挙げられる来春センバツへ、順調にチーム作りを進めている。【金子真仁】

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