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【日本ハム】ドラ6山城航太郎、目指すは“圧倒的投手”「所作もお手本に」2冠エースと対面心待ち


日本ハムがドラフト6位で指名した法政大の山城航太郎投手が、契約金3000万円、年俸770万円で仮契約を結びました。山城投手は「圧倒的投手」を目標に掲げる一方、プロでの成績を重視し、伊藤投手のメンタル面や技術を学びたいと述べました。また、福岡出身という共通点を活かして、新庄監督との良い関係を育みたい考えです。最速154キロの速球を誇る山城投手は、その謙虚な姿勢からプロでは名字である「山城」で呼ばれることを望んでいます。

目指す投手像に“圧倒的投手”を掲げる日本ハムドラフト6位の法大・山城航太郎(撮影・永野高輔)

日本ハムのドラフト6位法大・山城航太郎投手(22)が29日、川崎市内のホテルで、契約金3000万円、年俸770万円で仮契約した。

目指す投手像は“圧倒的投手”。「伊藤投手がそういう投手。メンタル面も聞いてみたいし、投げるだけじゃなく所作もお手本にしたい」と、今季最多勝、最高勝率のパ・リーグ2冠に輝いたエースとの対面を心待ちにした。

新庄監督とは焼き肉をきっかけにコミュニケーションを図る。指揮官と同じ福岡出身。「僕の(小学校の)校区の高宮と新庄監督の長丘が隣」という近さで、近所の焼き肉屋に「行ったことがあるか聞いてみたい」。地元ネタで盛り上がったところで「大事な局面でヒットをたくさん打っている方。ピンチやチャンスで、どういう心情でいるのか、聞いてみたい」とイメージした。

最速154キロの速球とフォーク、スライダーが武器の右腕は普段、周囲から「コウタロウ」と呼ばれている。だがそこは謙虚に「清宮さんが元々“コウタロウ”なので、僕は名字で呼んでいただければ」。先輩を立て、プロでは「山城」を前面に押し出していく。【永野高輔】

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