専門局「MLBネットワーク」は28日(日本時間29日)、24年の最高のプレーを選ぶ「プレー・オブ・ザ・イヤー」でドジャース大谷翔平投手(30)が史上初めて50本塁打&50盗塁を達成した「50-50」を1位に選出した。大谷は9月19日のマーリンズ戦(ローンデポパーク)で左翼へ50号を打ち込んだ。
2位には、ヤンキースとのワールドシリーズ(WS)第1戦で、ドジャースのフレディ・フリーマン内野手が右翼へコルテスから打ったサヨナラ満塁本塁打を選んだ。
3位は、大谷が史上6人目の40本塁打&40盗塁「40-40」を決めた瞬間を挙げた。8月23日のレイズ戦で、サヨナラ満塁本塁打を放って達成。史上最速のペースだった。
6位にはWS第4戦で、フリーマンが打ったWS新記録となる6試合連続本塁打を選出した。
51位は、ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手が、ヤンキースとのワールドシリーズ第3戦で左前打を捕球し、本塁送球で二塁走者のスタントンを刺したシーンが選ばれた。
60位は、4月21日のメッツ戦で、大谷が松井秀喜の持っていた日本人最多の本塁打記録を超える176号だった。
69位はナ・リーグ地区シリーズの第2戦、ドジャースのベッツがパドレスのダルビッシュ有から左翼へ打った大飛球を、左翼のプロファーが観客席に乗り出しながら捕球した場面だった。
71位は、10月5日に大谷がパドレス戦で打ったポストシーズ初本塁打が選ばれた。2回の同点3ランで、うれしさのあまりにバットを放り投げた。
90位はドジャースのエドマンがナ・リーグ優勝決定シリーズでメッツのマナイアから右打席で打った本塁打だった。
96位は、大谷がグローブライフフィールドで打った、オールスター初本塁打をが選ばれた。
100位はドジャースが4年ぶりのワールドシリーズ優勝を決めた瞬間だった。
上位を大谷、フリーマンら、ドジャース勢が独占した。大谷は相手のプレーでも登場。44位は、ワールドシリーズ第1戦で左翼への邪飛をバードゥーゴに、観客席に飛び込みながら捕球されたシーンが選ばれた。48位は、ロッキーズ戦で中堅右へのライナーを好捕されたシーンだった。
日本人では、89位にカブスの継投ノーヒッターが選ばれた。7回を投げた先発の今永昇太投手から3人の継投で達成した。