1億円プレーヤーの仲間入り! DeNA森原康平投手(32)が29日、横浜市内の球団事務所で契約更改を行い、年俸5700万円から大幅4300万円アップとなる大台の1億円でサインした。「シーズン入る前に『うまい選手より強い選手』というテーマを設けて、強いというのはフィジカルもメンタルも強いということ。1年、ポストシーズン踏まえて完走できた、投げ抜けたので、強い選手という目標は達成できたシーズンでした」とうなずいた。
今季はほぼ1年間、守護神としてシーズンを全う。リリーフで唯一、全試合1軍メンバーに名を連ねた。58試合に登板して2勝6敗、防御率2・41、29セーブ、11ホールドをマーク。日本シリーズ第6戦でも9回を締め、胴上げ投手となった。楽天からトレードで加入後、3年目を順調にステップアップしており、大台の1億円プレーヤーの仲間入りを果たした。
森原は「1つラインとして意識してました。9回投げたり、1億もらうのは目立つのでわかりやすい数字でもある。逆に年俸もらうことは責任は出てくるので、そこは気を引き締めてまだまだ成長して行きたい」と力を込めた。使い道に関しては体のメンテナンスやトレーニングに費やしつつ「実家をリフォームするといってたのでそれに…」と親孝行も視野に入れた。
来季も変わらず故郷の広島で「森原塾」を開講。昨年の塾生だった徳山、中川虎、坂本らが軒並みキャリアハイの数字を残しており、「正直、みんなキャリアハイを出してくれたのでそれが一番うれしい。来年も全員でキャリアハイを達成して欲しい」とエールを送った。(金額は推定)