ロッテ角中勝也外野手(37)が来季はイチローの格言を胸に、シーズンを戦い抜く。
今季は84試合に出場し53安打20打点3本塁打、打率2割8分。「8月頭ぐらい、体調不良からシーズン終わるまでひたすら状態が悪くて結果が出なかったのでそこは反省しています」と振り返った。
出場84試合のうち、先発が58試合、代打からの途中出場が26試合だった。「重視しているのは、求められていることに対する集中力。来年に関しては、自分の中で結果が出なかったときに後悔がないように準備はしていきたい。イチローさんが言っていた言葉で『準備とは、言い訳の材料となり得るものを排除していくこと』っていう言葉があって。来年はまさにそれをやっていくというのが自分の中のテーマです」。レジェンドの言葉を胸に刻む。
チーム最年長の荻野貴司外野手(39)とともに、ベテランとしてチームをけん引する。「野手に関しては一番年齢が近いので一緒に優勝を経験したい」と率直な思いを明かした。「優勝は当たり前。個人的には走りたいなと。2月からアピールしていって、3つくらいは走りたい」と、来季を見据えた。