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【巨人】大山悠輔の獲得ならず、6年総額24億円超を提示も 甲斐拓也&石川柊太の交渉は継続


阪神タイガースの大山悠輔選手が巨人からの6年総額24億円超の大型契約オファーを断り、阪神に残留することを発表した。巨人は大山の国内FA権行使を受け、交渉を続けてきたが、大山は会見で残留を表明した。巨人の阿部監督はトークショーで「阪神から巨人への移籍への懸念を本人が持っている」と述べながらも、大山の獲得に意欲を見せていた。主力選手である岡本和も大山との競争と成長を期待していた。巨人は大山の獲得には失敗したが、引き続きソフトバンクの甲斐拓也捕手、石川柊太投手の交渉を進めている。

阪神大山悠輔(2024年撮影)

巨人が阪神大山悠輔内野手の獲得に失敗した。6年総額24億円超の“超・大型契約”を用意し、交渉を続けてきたが、29日に大山が会見で残留を表明した。

国内FA権を行使した阪神の主砲に標的を定め、水面下で交渉を重ねてきた。23日のトークショーで、阿部監督は「本人が一番、懸念してるのは阪神から巨人にいくということだと思う。今は時代が変わってきてるし、僕は大丈夫だと思う。世紀の大FAの先駆者になってほしい。移籍が活発になるのは野球界の面白みが増すのかなと思う」と、公開ラブコールを送っていた。同時に「せっかくの権利を得た。人生にないぐらい悩んで欲しい。悩んで決めて欲しい」とも話していた。

また、26日のNPBアワードに出席した岡本和は「ジャイアンツに来られるとなれば、一緒に同じ右バッターとして2人で高めあいたいなと思います。チーム内で競い合いたいなという気持ちもありますし、阪神に残ったとしても同じリーグの同じポジションで同じ右バッターなので、それも変わらず、そうだとしても、どちらにせよ、やっぱりいい選手だと思うので、すごく参考になるところも多いので、2人で高めてセ・リーグを盛り上げたいなという思いもあります」と話していた。

巨人は同じく国内FA権を行使したソフトバンク甲斐拓也捕手、石川柊太投手の獲得交渉を続けている。

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