楽天は29日、平良竜哉内野手(26)と来季の育成選手契約に合意したと発表した。平良はNTT西日本から22年ドラフト5位で入団。2年目の今季は1軍初出場を含む18試合に出場し、打率1割4分3厘、0本塁打、3打点で、今オフに戦力外となり、育成契約を打診されていた。
13日に兵庫県内の病院で頸椎椎間板(けいついついかんばん)ヘルニアに対する、全内視鏡下頸椎椎間孔拡大術を受け、試合復帰までは3カ月を要する見込みだ。
平良は球団を通じて「今シーズン、初めて1軍を経験して、その中で得られたものがあったり、少ないチャンスの中で結果が出せたり、出せなかったりしたのですが、それを継続してできなかったことが、1軍に長くいられなかった要因だと思うので、来年は早く支配下になって、継続して結果を出せるようにしたい」とコメントした。
支配下復帰への思いは強い。「たくさんの声援のある中で野球をできるのが楽しかったので、そこでもう1度プレーしたいというのがあるので、育成から早く支配下へはい上がりたい」と決意を込めた。