元広島デビッドソン、韓国NCダイノス残留 今季リーグ最多46発「50本塁打に挑戦したい」

広島時代のマット・デビッドソン（2023年10月撮影）

韓国プロ野球NCダイノスは29日、今季本塁打王に輝いた元広島のマット・デビッドソン内野手（33）と1年契約で再契約したと発表した。年俸は120万ドル（約1億8600万円）プラス出来高30万ドル（約4650万円）。26年は年俸130万ドル（約2億200万円）プラス出来高40万ドル（約6200万円）のオプションが付く。

デビッドソンは球団を通じて「再びNCでプレーできること、そしてチャンウォンのファンに会えることがうれしい。キャンプに向けてしっかり準備し、今季達成できなかったシーズン50本塁打に挑戦したい」とコメントした。

デビッドソンは13年にダイヤモンドバックスでデビューし、その後はホワイトソックスやレッズなどに在籍。メジャー通算306試合で打率2割2分、54本塁打、157打点を記録した。

22年オフに広島と契約し来日。昨季は112試合で打率2割1分、チーム最多19本塁打、44打点を挙げたが、1年限りで退団した。NCでプレーした今季は131試合で打率3割6厘、46本塁打、119打点をマークし、本塁打王に輝いた。