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【C大阪】上門知樹が鹿島戦で今季初得点狙う 翌日はWEリーグの応援で2日連続本拠地来場へ


セレッソ大阪のMF上門知樹選手は、今季ホーム最終戦である鹿島アントラーズ戦を控え、重要な一戦に挑む。この試合で、上門は今季初得点を狙い、J1リーグで3シーズン連続のゴールを目指す。チームの勝利を最優先としながらも、自身の得点を望む姿勢を示した。また、試合後には小菊昭雄監督の別れの挨拶や山下達也主将の引退セレモニーが行われる予定で、上門はこれらに勝利で花を添えたいと意気込む。翌日は、WEリーグの試合であるC大阪ヤンマーレディース対INAC神戸戦に上門が来場し、サポーターとの交流機会が設けられる。

C大阪上門(24年11月26日撮影)

セレッソ大阪のMF上門知樹(うえじょう・さとき、27)が、気合の“ホーム2連戦”に臨む。

30日は今季ホーム最終戦となる5位鹿島アントラーズ戦(ヨドコウ)。現在7位のC大阪は残り2試合となり、27試合無得点の上門にとっては、今季初得点を狙う舞台。J1で22年から3シーズン連続のゴールを懸けた重要な一戦になる。

26日に取材に応じた際は「そこはもちろん、取りたいが、チームが勝つことが一番大事で、その上で僕が点を取れたらベスト」と気を引き締めた。

ベンチ入りするには、MF田中駿汰(27)が警告の累積で出場停止とはいえ、コンディションを整えたMF香川真司(35)らとの争いにもなる。

鹿島との試合後は、今季限りで退団する小菊昭雄監督(49)の別れのあいさつと、今季限りで現役を引退する主将DF山下達也(37)のセレモニーが行われる。

小菊監督から今季、FW、攻撃的MF、守備的MFの3刀流で起用されてきた上門は、ここまで指揮官の期待に応えきれていない。

「それは僕もすごく思っている。ヤマさんの引退も迫っているので、何とか勝利で花を添えたい」

ホーム鹿島戦は、昨年まで11連敗中で「正直、勝ち負けは常にある。でも、嫌な流れをしっかり、断ち切れるようにやりたい」と意気込む。

鹿島戦の翌12月1日は、WEリーグの9位C大阪ヤンマーレディースが、本拠地ヨドコウで首位INAC神戸を迎え撃つ。

その関西決戦に、上門はFW北野颯太(20)、MF柴山昌也(22)とともに来場することが決定。けがなどの場合は変更の可能性もあるというが、会場の各ブースに配置され、サポーターとふれあう機会が設けられるという。

自身の試合翌日は、いわばJリーグとWEリーグの垣根を越えた応援隊になる。シーズン最終盤で背番号7が“ホーム2連戦”を盛り上げてくれそうだ。

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