巨人の“鉄壁カルテット”が登壇した。28日、都内ホテルで行われた「三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式に坂本、菅野、吉川、岡本和が出席。三塁手坂本(遊撃で5回)、二塁手吉川、一塁手岡本和(三塁手で2回)のいずれも現ポジションでは初受賞だった。菅野は4年ぶり5度目で今オフのメジャー挑戦へ弾みをつけ「相当の覚悟も持って臨んだ。ステージは変わりますがやるべきことは変わらないと思う」と話した。
球団では内野手3選手の同時受賞は90年以来34年ぶりとなった。岡本和は「ファーストが捕球しないとアウトが成立しない。一番大事だと思って取り組んでいた」と胸を張った。三塁転向後1年目での受賞となった坂本は「1年やってサードの難しさを感じた。和真がうまいので、本当に岡本さんのおかげ」とニヤリ。吉川も「すごく投げやすくてカバーもすごくしてくれた。この賞をとれたのは岡本のおかげだと思います」と最敬礼だった。