アルビレックス新潟のGK小島亨介(27)が、引き分け以上でJ1残留が決まる、30日のホーム最終戦ガンバ大阪戦に向け「(残留は)達成しなくてはいけないこと。相手より失点せず、しっかりと結果を出したい」と完封勝ちを誓った。
新潟でステップアップしながら、高いレベルを経験してきた。プロ生活をスタートさせた大分トリニータでは出場機会に恵まれず、20年に期限付き移籍で加入。安定したセービングと、足元の技術を生かした攻撃参加で1年目から正GKになると、完全移籍に切り替わった22年にJ1再昇格に貢献。23年10月には19年の南米選手権、東アジアE-1選手権以来の日本代表復帰を果たした。加入5年目の今季はここまで31試合に出場。「サポーターへの感謝をプレーで表現したい」。今季ホームラストマッチでも攻守に貢献する。
残留争いをする16位新潟と対照的に、今節対戦するG大阪は4位を走る。「いろんな角度からチャンスメークできる印象。守備ではボール保持者をフリーにしないことが大事になる」。味方同士の距離感など細かい部分をすり合わせながら、勝利に向けて準備を進める。