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【東京】FWディエゴ・オリヴェイラが34歳で電撃引退「戸惑いもあり難しい決断」残り2節


FC東京は、ブラジル出身のFWディエゴ・オリヴェイラ(34)が今季限りで引退することを発表しました。オリヴェイラは「多くの考えや家族との話し合いを経て、引退する決断をした」と語っています。彼は2016年に柏レイソルに加入し、2018年からFC東京でプレーを続け、J1通算278試合で91得点を記録しました。今季は30試合に出場し6得点を挙げ、クラブの中心的存在として活躍しましたが、ついに引退を決意しました。「このクラブで引退できることは幸せ」と述べ、残りの2試合で全力を尽くす意向を示しています。FC東京は、30日にジュビロ磐田と、8日にセレッソ大阪と対戦します。

東京ディエゴ・オリヴェイラ(2024年6月16日撮影)

FC東京は28日、FWディエゴ・オリヴェイラ(34)が今季限りで現役引退することが決まったと発表した。本人のコメントは次の通り。

「今シーズンをもって引退することを決断しました。この決断は、自分のなかでも何度も考え、戸惑いもあり非常に難しいものでした」

「クラブからも慰留していただき、来シーズンも一緒に戦おうという声をかけてもらいました。ただ自分自身で考えたことも含めて、家族と色々な話をして決めましたので、この決断は正しかったと自分のなかで感じています」

「日本に来て、柏レイソルでプレーをさせていただき、東京に来ました。そして本当にたくさんのみなさまにお世話になりました。いつもみなさんは自分に温かく接してくれて、どんな時もリスペクトをしてくれたことに感謝しています」

「チーム関係者のみなさん、監督、選手、スタッフ、そしてファン・サポーターのみなさん、本当にありがとうございました。色々なことを学び、成長できたことはみなさんのお陰です」

「残念ながら引退はしますが、この大好きなクラブで引退できるということは、自分自身とても幸せなことだと思っています。私の人生において忘れることのできない経験、そしてチームだと思っています」

「まだ2試合あります。短い時間になってしまいますが、自分も悔いのないように精一杯試合に臨んでいきたいと思っていますし、この2試合でファン・サポーターのみなさんにたくさんの喜びやエネルギーを伝えられるように頑張りますので、引き続きよろしくお願いします」(原文まま)

ブラジルから16年に来日し、柏入り。2年間で57試合17得点の成績を残した後の18年に東京へ移籍した。初年度から不動のエースに君臨。J1通算278試合91得点と活躍した。自らの得点のみならず、誰も止められない突破力を武器に首都クラブをけん引した。

今季は30試合6得点で残り2節を迎える。30日にアウェーでジュビロ磐田と対戦し、最終節の8日にホーム味の素スタジアムでセレッソ大阪と戦う。

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