J1昇格プレーオフ(PO)準決勝に出場する両監督、主将参加の試合前会見が28日、オンラインで行われ、12月1日ホーム試合(ピースタ)に6位ベガルタ仙台を迎える3位V・ファーレン長崎の下平隆宏監督(52)、秋野央樹(30)が意気込みを語った。
大一番へ向けて調整は順調で、下平監督は「コンディション、メンタル面がいい状態でゲームに入れるよう気をつけてきた。仙台を迎え入れる準備は万端」。秋野は「1人1人モチベーションは高い。ピーススタジアムで試合ができることを幸せに感じている。早く試合がしたい」と声を弾ませた。
引き分けでもリーグ戦上位チームが勝つレギュレーションだ。だが、秋野は「引き分けでも(PO決勝に)進出できるが受け身にならない。先制点が非常に大事」と引く気はない。今季J2最多74得点の攻撃力で先手を奪いに行く。
ただ、今季仙台戦は1勝1分けの未勝利だった。下平監督が「クロスからのシュートが多く、セカンドボールの拾いあいに魂を込めて戦う」という印象の相手だが、リーグ戦は5連勝で締めた。好調を維持しており「リーグ戦はホームでやられた。リーグ戦は勝ててないが、ピーススタジアムで借りを返したい」とリベンジを誓った。