オリックス石川亮捕手(29)が28日、大阪市・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、100万円減の1600万円でサインした。
日本ハムからオリックスに移籍後2年目の今季は13試合の出場にとどまり、打率1割4分3厘、0本塁打、0打点に終わった。
チームのムードメーカー的な存在で、球団からは「立場的な部分もそうですし、プレー以外でも必要としている部分が大きい」と評価されたという。ただ「個人的には全く納得していないので。オリックスにトレードで来て3年目で、監督が代わるということで、もう1度気持ち新たに自分の立ち位置を狙っていいんじゃないかなと思いました」と決意を新たにした。
捕手には森と若月といった2枚看板がいるが「そことの差は空いてしまっているなって。そこはこの2年一緒にやって感じている部分」と話し「あんまり言いたくないですけど、ここから(森)友哉、若月を越えようとかは正直あんまり考えてないです。流れを変えられたり、雰囲気を変えられるキャッチャーになれるのは僕しかいない。僕の強みでも長所でもあると認識できた。戦力として戦うために、その位置を狙っていきたい」と語気を強めた。(金額は推定)