23年ドラフト1位左腕、ソフトバンク前田悠伍投手(19)が28日、福岡市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の1000万円でサインした。初の契約更改を終え「緊張はしました。より一層、来年は頑張るっていう気持ちになりました」と振り返った。
プロ1年目の今季はウエスタン・リーグで12試合に登板。4勝1敗、防御率1・94をマークした。10月1月のオリックス戦(みずほペイペイドーム)では1軍初先発。3回8安打6失点と、ほろ苦いデビュー戦となった。
今オフはカブス今永昇太投手(31)に弟子入りする。大阪桐蔭1学年上の先輩、DeNA松尾を通じ紹介してもらい、来年1月から高知県での自主トレに参加する予定だ。前田悠は「真っすぐを考えた時に、今永さんが一番に挙がったので。同じ左ピッチャーとしても、メジャーで活躍されている投手」と語った。飛躍の2年目へ「いろんなものを吸収していきたい」と力を込めた。(金額は推定)