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【新潟】宮本英治「自分の未来に期待」するためにも残留決める 30日G大阪戦「勝利目指す」


アルビレックス新潟は今季ホーム最終戦となるガンバ大阪戦に備えて、聖籠町で準備を進めています。中盤の要であるMF宮本英治選手は、引き分け以上でJ1残留が決まるこの試合に、通常通り勝利を目指して臨むとコメントしています。彼は21試合に出場し1得点を挙げましたが、5得点を目標にしていたため満足はしていません。しかし、プロキャリアを経て成長した自身の可能性に自信を持っています。今回の試合は、来季に向けて更なる成長を目指す彼にとって重要です。宮本選手はコンディションを整え、チームのJ1残留に貢献する決意を新たにしています。

ミニゲームで味方に指示を出す宮本(中央)(撮影・小林忠)

アルビレックス新潟は今季ホーム最終戦の30日ガンバ大阪戦に向け、聖籠町で調整を続ける。MF宮本英治(26)は、引き分け以上でJ1残留が決まる一戦に向け「(勝ち点1を)変に意識すると戦いづらくなると思う。いつも通り、勝利を目指す」と平常心で準備を進めている。

国士舘大卒業後の21年に当時JFLのいわきFCでプロキャリアをスタート。チームとともにJ3、J2とカテゴリーを上げ、今季、新潟に完全移籍で加入した。自身初のJ1舞台は左眼窩(がんか)底骨折による離脱がありながらも、主軸としてリーグ戦21試合に出場し1得点をマークする。「5得点が目標だったので足りない。運動量の使いどころもまだまだ未熟」と満足はしないが、「『俺にも出来る』といったような。自分の未来に期待してもいいと感じた1年にもなった」。もっとうまくなりたいという欲はどんどん増している。

攻撃でパスを受けるために必要な位置取りや周囲との距離感、ゴール前に飛び込むタイミングなど、この1年で見つけた新たな可能性を来季につなげるためにも、J1残留は絶対条件だ。9日の柏レイソル戦以降、公式戦がなかった期間でコンディションは回復。23日のJ2モンテディオ山形との練習試合は45分間プレーし「悪くなかった。いつも通りに出来た」。攻守の要となるボランチがホーム最終戦でもピッチを駆け回り、残留をたぐり寄せる。

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