巨人大城卓三捕手(31)、中川皓太投手(30)、山崎伊織投手(26)が26日、神奈川・伊勢原市内の東海大医学部付属病院を訪問した。
院内学級の子どもたちと、輪投げや的当てゲームなどで交流した。大城卓は「自分たちも一緒になって笑いながらワイワイやっていた。本当に子どもたちもいい表情してましたし、本当に自分らも子どもたちのように楽しんだような感じでした」と振り返った。
2年連続での訪問となった中川は「いつも元気もらっていますし、去年(病院に)来たことを覚えてくれていた子もいたので、毎年来ているかいがあるというか、覚えてもらっていてうれしかった」と話した。今季は左膝痛などの影響で、15試合の登板で防御率8・76だった。巻き返しを図る来季に向けて「(子どもたちに)名前も覚えてもらっているので、試合に出ていないと『あれ、どこ行ったんだ』ってなると思う。そうならないように、しっかりテレビにいっぱい映れるように頑張りたい」と活躍を誓った。
今回が初めての訪問となった山崎伊は「とてもかわいかったですし、しっかり野球ができてるのは幸せなことだなと思いながら、もっとできると思うので、自分もやらないといけないなと思います」と力を込めた。14年オフから同病院を訪れていた菅野智之投手(35)は海外FAでメジャー移籍を目指している。「すごく楽しそうにしている子どもたちを見たら、少しでも時間があれば来た方がいいと思いました」と、先輩の思いを引き継ぐ姿勢を見せた。