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【プレミア12】戸郷4失点で台湾に敗れ世界一逃す 国際大会5年ぶり黒星&27連勝でストップ


東京ドームで行われたWBSCプレミア12の決勝戦で、日本は台湾に0-4で敗れ、大会連覇を逃しました。日本はこれまで国際大会で27連勝を記録しており、5年ぶりに敗北を喫しました。試合では、先発の戸郷翔征投手が台湾の林家正選手による先制ソロ本塁打を含む4失点。打線も台湾の林投手や救援陣に封じられ、得点を挙げることができませんでした。日本は2019年のプレミア12、2021年の東京五輪、2023年のWBCで優勝しており、今回の結果はその流れを止めるものとなりました。今後は2026年のWBCに向けて、井端弘和監督のもと新たな挑戦が始まります。

日本対台湾 5回表台湾無死、林家正に右中間への先制ソロ本塁打を浴び、浮かない表情の戸郷(撮影・鈴木みどり)

<ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12:日本0-4台湾>◇24日◇東京ドーム

日本が台湾に敗れ、大会連覇を逃した。今大会8戦全勝で決勝に進出したが、台湾に“三度目の正直”を許して屈した。19年プレミア12から続いていた国際大会の連勝も27でストップし、5年ぶりの黒星となった。

先発の戸郷翔征投手(24)が本塁打に沈んだ。0-0の5回、先頭の林家正に右翼へソロ本塁打を浴びて先制されると、1死一、二塁からは陳傑憲に3ランを被弾。日本代表の1イニング4失点は今大会初で、4点を追いかける展開となった。

打線も前日23日の予告先発を変更して決勝の先発マウンドに上がった絶対的エース林■(■は日の下に立)■(■は王ヘンに民)投手(21=ダイヤモンドバックス傘下3A)の前に4回まで1安打無得点に抑えられた。その後もオリックスや西武でプレーした張奕ら救援陣を跳ね返して逆転することはできなかった。

台湾とは今大会3度目の対戦。台北ドームでの1次ラウンドでは完全アウェーの中、才木浩人投手(26)が6回途中3安打2失点と好投し、初回に森下翔太外野手(24)の犠飛で先制するなど序盤からリードして3-1で逃げ切った。東京ドームで23日に行われたスーパーラウンドでは、村林一輝内野手(27)の初回先頭打者弾などでリードを奪い、1点差に詰め寄られた5回には清宮幸太郎内野手(25)の適時打などで再びリードを広げて9-6で勝利していた。決勝戦で三度目の正直を許した。

侍ジャパンは19年プレミア12のスーパーラウンドで米国に黒星を喫して以降、国際大会で27連勝中だったが、5年ぶりに黒星。同大会、21年東京五輪、23年WBCと主要3大会をいずれも制して“3連覇”していたが、王者を譲る形となった。次回は26年WBCが控える。井端弘和監督(49)の指揮のもと、大会連覇と世界一奪還を目指す戦いとなる。

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