西武は24日、ソフトバンクから戦力外通告を受けた仲田慶介内野手(25)と育成選手契約を結んだと発表した。
仲田は福岡大大濠高-福岡大を経て、21年育成ドラフト14位でソフトバンクに入団。プロ3年目の今季は開幕前に支配下昇格し、4月29日の西武戦(みずほペイペイドーム)で代打出場でプロ2打席目で初安打を放った。出場は24試合にとどまり打率2割1分4厘、本塁打、打点はなかった。一方で2軍戦では打率4割3厘(77打数31安打)、1本塁打、11打点をマーク。スイッチヒッターで内外野も守れるユーティリティープレーヤーとして期待され、広池浩司球団副本部長兼編成統括は「投手と捕手以外、すべてのポジションを、高いレベルで守ることができるユーティリティープレーヤーです。球際に強く、両打ちでガッツのある仲田選手は今のライオンズにはいないタイプです。どんどんアピールして、チームに良い刺激を与える存在になってくれると期待しています」とコメントした。
仲田は「期待していると言っていただいて、改めてがんばりたいと思いました。泥臭いプレーが持ち味なので、それを春季キャンプからしっかりアピールして支配下登録を勝ち取り、レギュラー争いに加わっていきたいです」とコメントした。