立大は23日、埼玉・新座市内の同大学で新幹部を発表し、ミーティングに参加した小林隼翔内野手(1年=広陵)が、愛媛県松山市で行われる侍ジャパン大学日本代表候補の強化合宿(30日~12月2日)に向けて意気込んだ。
昨夏史上初のW杯世界一に輝いたU18日本代表で主将を務めたばかりだが、早くも大学侍ジャパン入りを狙っている。「やるからには大学でナンバーワンのショートになりたい。できるだけ早く入って、日本代表のショートを守りたいなっていう風に思っています」と目を輝かせた。
広陵(広島)では春夏通算3度甲子園に出場。立大では1年春から遊撃のレギュラーに定着し、秋季リーグ慶大2回戦では、記念すべき東京6大学通算4000号アーチを描いた。1年目は通算打率2割5分6厘、チームトップタイの3本塁打の成績も、右の好打者は「全然ダメでしたね」と一切満足していない。「(秋に3本塁打で)数は増えましたがアベレージが残せていない。もうなんか全然、まだまだです」と悔しさをにじませた。
30日から始まる大学日本代表候補の強化合宿に招集され、目標である来年の大学侍ジャパン入りに1歩近づいた。「全国の選手とプレーして吸収したい。来春打って成績を残せば絶対春の合宿に呼ばれて、大学日本代表に選ばれると思うので。春につなげられるようにしたい」と、すがすがしい表情で話した。