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【プレミア12】清水達也「完全にまぐれ。長年の勘で」無死満塁からミラクルキャッチ無失点火消し


侍ジャパンの清水達也が台湾戦で見せた“奇跡のまぐれキャッチ”が話題を集めている。5回表、無死満塁の危機に2番手で登板した清水は、最初の打者で強烈な投ゴロを受けたが、視線を避けたままグラブを差し出しボールをキャッチした。このプレーにより併殺を成立させ、見事にピンチを切り抜けた。その後もフォークボールで三振を奪い、無失点で切り抜けた清水は試合後、「奇跡を使った。完全にまぐれ」と振り返り、チームの重要な場面での活躍を嬉しく思っていると語った。この試合は侍ジャパンが9-6で勝利し、清水のプレーが勝利に貢献した。

日本対台湾 5回表台湾無死満塁、投ゴロ併殺に倒れる潘傑楷。投手清水(撮影・鈴木みどり)

<ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12:侍ジャパン9-6台湾>◇23日◇東京ドーム

侍ジャパン清水達也投手(25)が“奇跡のまぐれキャッチ”で火消しに成功した。

7四球と制球に苦しんだ早川隆久投手(26)が、押し出し四球を与えて1点差に迫られた直後の5回無死満塁から2番手で登板。5番の潘傑楷と対峙(たいじ)し、いきなり2ボールとなって「死んだと思ったっす」と覚悟しながらも味方を信じて投げ込んだ。

3球目の146キロ直球で強烈なゴロに目線を背けながら、グラブを差し出すと、ボールはグラブに収まった。本塁へ送球して投-捕-一の併殺に。「もうゲッツーとってノリノリで投げました」と興奮交じりに振り返った。続く江坤宇は7球目のフォークで空振り三振に仕留め、絶体絶命のピンチを無失点で切り抜けた。

清水は試合後、投ゴロの捕球について「奇跡使いました。運使っちゃいました。あとあとみてみたら、全然顔はボール見てないし、長年の勘で捕れました。完全にまぐれです」とミラクルキャッチを振り返った。

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