<ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12:日本-台湾>◇23日◇東京ドーム
侍ジャパンが決勝“前哨戦”を勝利で飾った。これで今大会無傷の8連勝とし、国際大会27連勝となった。
試合前に行われた米国-ベネズエラ戦で米国が勝利したことで、2大会連続決勝進出が決定。同じく決勝進出が決まった台湾は、予告されていた林■(■は日の下に立)■(■は王ヘンに民)投手(21=ダイヤモンドバックス傘下3A)から陳柏清投手(26)に先発を変更する異例の対応を見せた。
侍ジャパンは初回に村林一輝内野手(27)の先頭打者本塁打など4点を先制。1点差に詰められた直後の5回には清宮幸太郎内野手(25)の2点適時三塁打を含む3点を追加、さらに6回には辰己涼介外野手(28)の2点適時二塁打が飛び出し、取られたら取り返す力強い攻撃でリードを譲らなかった。
投げては先発の早川隆久投手(26)が5回に制球を乱し1点差に詰め寄られると、無死満塁のピンチで降板。ここで登板した2番手・清水達也投手(25)が併殺と空振り三振で見事に火消し。その後も継投策でリードを守り抜き、今大会唯一の無敗をキープして決勝進出。大会連覇まであと1勝に迫り、24日に台湾(東京ドーム)と再び相まみえる。