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【プレミア12】台湾監督「困惑を招いたかもしれませんが」日本戦で異例の不可解変更断行を説明


台湾代表チームは、日本との試合前に、絶対的エースの林■(■は日の下に立)■から陳柏清への不可解な先発投手の変更を発表しました。この変更は台湾が決勝で林を使うための戦略的な温存策とみられ、日本側には「スポーツマンシップに反する」として批判を招きました。結果として、主催するWBSCは台湾に罰金を科し、変更を認めました。日本は左投手の先発継続を求め、台湾側はこれを了承しました。曽豪駒監督は変更について、試合前に予告していたと説明しています。この決断は消化試合であるスーパーラウンド第3戦を前に異例の事態を巻き起こしました。

日本対台湾 ファンの声援を受け入場する台湾曽豪駒監督(撮影・たえ見朱実)

決勝進出が決まった台湾代表が、絶対的エースを温存する不可解な予告先発の変更を断行した。

試合前練習中に、当初前夜に発表されていた林■(■は日の下に立)■(■は王ヘンに民)投手(リン・イクビン=21、ダイヤモンドバックス傘下3A)から陳柏清投手(26)への先発変更が発表された。陳は2試合連続先発となる。決勝で林を投げさせるための温存策と思われ、同じく決勝進出を決めた侍ジャパンサイドには疑問の声が出ている。 第1試合でのベネズエラ-米国戦で、米国勝利が日本と台湾の決勝進出条件だった。関係者によると、試合中の米国リードの時点で変更の申し入れをしてきたという。予告変更の一報を受けた日本側も「スポーツマンシップに反する」と反論。主催するWBSCは、台湾に罰金3000ドル(約47万円)を課すことで変更を認めた。また日本側は、同じ左投手を先発させるよう要請。台湾はいずれも受け入れ、陳の先発が決まった。 林は来季にはメジャー昇格すると見込まれている台湾のエース的存在だという。消化試合であり決勝前哨戦となったスーパーラウンド第3戦開始前から、一波乱が巻き起こり、極めて異例の事態となった。

○…台湾代表の曽豪駒監督は予告先発変更について言及した。前日の米国戦後から、予告変更プランを想定し「戦況や局面に応じて変更する可能性があると話していた。当然、日本にとっては困惑を招いたかもしれませんが、先ほど日本側にも説明し、双方ともに状況を理解した。また大会側にも説明し、大会からは左投手で試合を開始するようにとの指示があった」と説明した。

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