オリックスのレアンドロ・セデーニョ内野手(26)は今季限りの退団が有力となっていることが23日、分かった。
今月末が提出期限の保留者名簿から外れる見通し。ベネズエラ出身の右の長距離砲。来日2年目の今季は98試合に出場してチーム最多の15本塁打、同5位の37打点をマークした。規定打席不足ながら打率(2割6分)を含め、育成から支配下になった昨季より成績を伸ばした。
ただ打撃面で言えば調子の波が大きく、ポジション的にも一塁とDH候補はチーム内に多い。契約延長の可能性をわずかに残すが、総合的に判断を進めているようだ。セデーニョは帰国の際に「来年もまたこのチームで野球ができれば」と残留を希望していた。
こちらも去就が未定だったルイス・カスティーヨ投手(29)は退団が決定的。昨季ロッテの右腕は加入1年目の今季、15試合すべてに先発して3勝5敗、防御率2・96の成績だった。