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【プレミア12】ベネズエラ3位決定戦へ「簡単ではなかった」と監督 日本戦から13時間後の試合


23日、東京ドームで行われた第3回WBSCプレミア12の試合で、ベネズエラは米国に5-6で惜敗し決勝進出を逃した。8回に代打D・カスティジョの同点3ランで一時は盛り返したが、9回表に決勝本塁打を浴びた。ロペス監督は「選手たちは試合後に短い休息しか取れない中でベストを尽くした」と称賛。ベネズエラはこれで1勝2敗となり、翌日の3位決定戦で再び米国と対戦することが決まった。

ベネズエラ対米国 米国に敗れ肩を落とすベネズエラナイン(撮影・鈴木みどり)

<ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12:ベネズエラ5-6米国>◇23日◇東京ドーム

ベネズエラが米国に惜敗し、決勝進出を逃した。2-5と3点を追う8回2死一、三塁、代打のD・カスティジョが左翼へ同点3ランを放った。

「打席に立つ前から、いい球が来たら必ず打とうと思っていた。4、5人前から自分の打席があるかもと準備をしていた。真ん中に来た球をしっかり打った」。奇跡的な1発に、ベンチから選手たちが打席付近まで飛び出し、国旗も持ち出して大喜びした。

同点に追い付いた直後、9回表に5番手フランコが、相手4番のワードに決勝アーチを浴びた。9回裏は2死から2者連続四球で粘りを見せたが、及ばなかった。

これで1勝2敗となり、3位決定戦行きが決まった。ロペス監督は、激闘だった日本戦から13時間後の試合に「簡単ではなかった。選手たちは6、7時間の睡眠でベストを尽くしてくれた。誇りに思う」と、最後まで粘りを見せた選手をねぎらった。

24日は米国と3位決定戦となる。「同じチームとの対戦とはなるが、3位を狙って戦いたい。私たちのアイデンティティーはウォリアー(戦士)」と切り替えていた。

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