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【プレミア12】侍の4番森下翔太3試合ぶり打点「全然いい形で打てていなかった」


侍ジャパンはWBSCプレミア12でベネズエラと対戦し、9-6で勝利を収めた。森下翔太外野手が初回に1死二塁の場面で適時打を放ち、試合の流れを日本に引き寄せた。森下はこの大会でこれまでに7打点を記録しており、打線を牽引する存在となっている。また、6回には四球で出塁し、後続の満塁弾を呼び込むなど、攻撃面での貢献が光った。この勝利により、侍ジャパンは次の台湾戦で勝利すれば、全勝での決勝進出が確定する。森下は試合後、「台湾戦もしっかりと勝ち、世界一を目指したい」と意気込みを語った。

日本対ベネズエラ 1回裏日本1死二塁、適時打を放つ森下。投手ピント(撮影・垰建太)

<ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12:侍ジャパン9-6ベネズエラ>◇22日◇東京ドーム

侍ジャパン森下翔太外野手(24)が3試合ぶりの打点をマークした。初回1死二塁。3番辰己が先制二塁打を放った直後だった。先発ピントの149キロ直球を捉え、二遊間を抜く中前適時打。「辰己さんが打って先制点を取れたので。辰己さんを返す気持ちで打席に入りました」。ここまで全試合で4番に座る日本の主砲は、これが大会7打点目となった。

1次ラウンドでは初戦から4試合連続打点と打線をけん引。しかし前日の米国戦で無安打に倒れるなど、直近2試合では打点がなかった。「全然いい形で打てていなかった。1打席目でヒットは出たので良かった」と胸をなでおろした。

6回にもきっちり四球で好機拡大。中大の先輩、牧の勝ち越し満塁弾を呼び込んだ。23日台湾戦で勝利すれば、全勝での決勝進出が確定する。「明日もしっかり台湾戦を取って。決勝に駒を進めて世界一になりたい」。主軸としての世界一が、いよいよ見えてきた。

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