楽天小孫竜二投手(27)が22日、仙台市内の球団事務所で契約交渉に臨み、200万円ダウンの年俸900万円で更改した。22年ドラフト2位で入団。2年目の今季は2試合の登板にとどまり「僕自身もすごく去年よりもはるかに苦しいシーズンだったので、来年こそは頑張って球団の力になりたい」と語った。
今季は制球面が安定せずに苦しんだ。「やっぱりキャッチボール1つ1つを丁寧にやったりとか。ピッチングもそうですけど、本当に丁寧さが一番大事かなとは思っていますね」と日頃の練習から改善を図る。さらに直球の平均球速が143キロで、昨季から約5キロ落ちたという。「なかなか自分の持ち味が出せなかったので、来年はそこの平均球速というところも上げてやっていきたいなと思っています」と力を込めた。
来季は雪辱を期すシーズンとなる。先発、中継ぎの希望はなく、とにかくチームの戦力になることにこだわる。「(石井)貴コーチだったり、久保さん(ともに1軍投手コーチ)だったりに任されたポジションは全部やりたいなと思っています」と意気込んだ。(金額は推定)