全米野球記者協会(BBWAA)による今季のMVPが21日(日本時間22日)に発表され、ドジャース大谷翔平投手(30)が選出された。エンゼルス時代の21、23年に続いて2年連続3度目の受賞で、フルタイムのDHでは史上初の快挙。両リーグでの受賞は61年にレッズ、66年にオリオールズで選ばれたフランク・ロビンソン以来、58年ぶり2人目となった。
MVP3度受賞は、メジャー歴代最多762本塁打を記録したバリー・ボンズに次いで2位タイ。ボンズは90、92年にパイレーツで受賞し、ジャイアンツ移籍1年目の93年に3度目の受賞。さらに36歳シーズンの01年から4年連続で選出された。
3度は大谷の他に10人。近年では元同僚のマイク・トラウトとアルバート・プホルス、元ヤンキースのアレックス・ロドリゲスらが達成している。MVP3度受賞の選手と受賞年は以下の通り。
大谷翔平(21、23、24)
マイク・トラウト(14、16、19)
アルバート・プホルス(05、08、09)
アレックス・ロドリゲス(05、08、09)
マイク・シュミット(1980、81、86)
ミッキー・マントル(56、57、62)
ヨギ・ベラ(51、54、55)
ロイ・カンパネラ(51、53、55)
スタン・ミュージアル(43、46、48)
ジョー・ディマジオ(39、41、47)
ジミー・フォックス(32、33、38)