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【明治神宮大会】沖縄尚学は初戦敗退 最速150キロ左腕、末吉5回3失点含む4投手で11失点


沖縄尚学高校は明治神宮大会準々決勝で敦賀気比に11-5で逆転負けし、初戦敗退しました。先発した1年生投手、末吉良丞は5回3失点でリードを維持できず、救援陣も相手の反撃を止められずに敗北。初回にリードし、3回にも追加点を獲得しましたが、4回にソロホームランを許し流れが変わり、5回で逆転されました。続く6回には相手の代打に2点を奪われるなどし、大きく引き離されました。3点差まで詰め寄る粘りも見せましたが、8回にさらに3失点。投手陣の整備が課題として浮き彫りになりました。

沖縄尚学対敦賀気比 沖縄尚学先発の末吉(撮影・滝沢徹郎)

<明治神宮大会:敦賀気比11-5沖縄尚学>◇高校の部準々決勝◇21日◇神宮

九州王者の沖縄尚学は、敦賀気比(北陸)に逆転負けし初戦敗退した。

1年生左腕の末吉良丞(りょうすけ)投手が5回3失点と踏ん張れなかった。救援陣で流れを引き戻せず大敗した。

序盤に打線の援護をもらい奮投した。1回1死二、三塁、8番山川大雅捕手(1年)が3ボール、1ストライクからの5球目を一塁へスクイズして先制。さらに3回2死二塁から、4番阿波根(あはごん)裕(2年)が左越え適時三塁打を放ち、優位に進めた。

だが、4回に相手4番のソロを被弾して空気が変わる。5回1死一、三塁から一塁内野安打で追いつかれ、さらに投前スクイズで逆転された。6回から田場典斗投手(1年)が2番手で救援したが、1死満塁から相手代打に左前2点適時打を打たれ、さらに3ランも浴びるなどで大きく突き放された。

一時3点差に詰め寄る執念を見せたが、8回に救援4番手が3失点。投手陣の整備が課題として残った。

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