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【DeNA】南場オーナーが理念を明かす「誰かの機嫌とか評価とかヒエラルキーではなくて…」


DeNAの南場智子オーナーが、チームが今季日本一になったことを受けて、経営の哲学をテレビ番組で語った。横浜スタジアムでは過去最多の観客動員を記録し、南場オーナーは「大胆に任せる」経営スタイルを強調した。彼女は技術に精通していなくても、それぞれの強みに任せることが重要だと述べ、「“こと”に向かう」という理念を大切にし、わが社では徹底されていると説明した。また、「ストレッチアサイン」という、挑戦的な課題を任せることで、成長を促す風土も解説した。彼女の考え方は、多様性を認め、個性を活かす組織づくりの一環であると語った。

DeNA対ソフトバンク 日本一を決め、南場オーナー(右)と笑顔で記念撮影するDeNA三浦監督(撮影・浅見桂子)

今季日本一に輝いたDeNA南場智子オーナー(62)が21日、テレビ朝日系「報道ステーション」に出演し、経営のプロとしての哲学を明かした。

今季、本拠地横浜スタジアムは球団史上過去最多の235万8312人を動員。多種多様な演出で球団の人気を集めた。南場オーナーは「私は技術とかプログラミングの達人でも全然ないわけで。やっぱりそれが得意な人に任せますし、それと全く同じで、DeNAの中だと『大胆に任せる』っていうことなんですけど。人材はすごく多様な人材で、バラバラの個性を集めた方がいいと思うんですけど、わが社の場合は『“こと”に向かう』っていう考え方をすごく全員が一番大事にしている」と話した。

南場オーナーの理念である「“こと”に向かう」については「仕事のやりやすさとか、誰かの機嫌とか、あるいは評価とか、ヒラルキーとか、そういうことではなくて、『こと』に向かおうよっていう約束事をすごく大事にして。それが徹底されてる環境っていうのと、あとは『ストレッチアサイン』って言うんですけど、ギリギリできるかできないかぐらいの難易度の仕事をもう任せちゃうっていう。この2つは特徴的なんですよね」と説明した。

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