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【C大阪】来季監督にオーストラリア人のパパス氏就任決定的 元横浜コーチで19年にJ優勝経験


オーストラリア人のアーサー・パパス氏がセレッソ大阪の来季監督に就任することが決定的となった。パパス氏は横浜Fマリノスでのリーグ優勝経験を持ち、日本のサッカーや選手に精通している。クラブ史上初のオーストラリア人監督となる。同氏は攻撃的なサッカースタイルを志向しており、11月にセレッソ大阪が招聘に動いていた。元オーストラリア代表アシスタントコーチやJリーグでの監督経験もあるパパス氏の就任により、今後のチーム編成や補強が加速する見込みだ。特に未定であった2025シーズンに向けたチーム編成が本格化する。

アーサー・パパス氏

セレッソ大阪の来季監督に元横浜Fマリノスのヘッドコーチで、オーストラリア人のアーサー・パパス氏(44)の就任が決定的になったことが20日、分かった。

既に監督候補に浮上していた同氏について、クラブ関係者は最有力であると認めた。オーストラリア人の監督はクラブ史上初めて。

パパス氏は、同国人のポステコグルー当時監督の率いる横浜で19年にコーチに就任し、リーグ優勝を経験。20年にヘッドコーチに昇格した。

21年はJ3鹿児島の監督を務めるなど、Jリーグや日本人選手の特長を熟知。今季限りで退団する小菊昭雄監督(49)と同じく攻撃的なサッカーが信条で、C大阪は11月に入って招聘(しょうへい)に動いていた。

就任が決定的だったパリオリンピック(五輪)代表監督の大岩剛氏(52)との交渉が10月末、急転破談。その時から来季のチーム編成がほぼ中断しており、パパス氏の就任が決まれば、組閣や補強など25年シーズンに向けた動きが本格化することになる。

◆アーサー・パパス 1980年2月12日、オーストラリア・メルボルン生まれ。29歳だった09年に母国のU-18代表アシスタントコーチに就任。母国オークリーキャノンズやインド、サウジアラビアのクラブで監督、コーチを歴任。ポステコグルー監督就任2年目の19年に横浜コーチに、20年にヘッドコーチ昇格。21年にJ3鹿児島監督に就任も、コロナ禍で家族が体調を崩し双方合意で途中退任。その後はタイ1部ブリラムも率いた。

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