巨人山口オーナーが20日、オーナー会議後に取材に応じ、FA戦士に異例の歓迎ラブコールを送った。
国内FA権を行使した阪神大山、ソフトバンク甲斐、石川の争奪戦に参戦。「補強は吉村編成本部長に任せていますので私の立場で具体的なことは申しあげるべきではない」と前置きした上で「今オフについてはFA宣言をした選手を含めて補強を進めていく方針は了承している」と明言した。
21年の梶谷、井納以来となるFA加入選手を待望した。「存分に活躍して、幸せな野球人生を過ごしてほしい。お声かけした選手に関しては是非、来ていただきたい」と“意中の恋人”に呼びかけた。球団トップとして「最も歴史のある球団であるので、野球の歴史に対しては最も責任が大きいと自らが思っているし、愛も深いと思っている。是非、そうしたチームに来て、一員になってほしいと思います」と重ねた。