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【日本代表】森保一監督、中国サポーターのマナーに言及「応援以外のことはやめていただきたい」


ワールドカップ北中米大会アジア最終予選で日本が中国に3-1で勝利しました。しかし、試合後のインタビューで森保監督は中国サポーターの行動に対して苦言を呈しました。試合前の君が代演奏時に中国の観客からブーイングが起こり、試合中にはレーザーポインターによる日本選手への妨害行為が見られたと述べました。森保監督は「お互いを尊重することが重要」であると強調しました。

日本対中国 中国に勝利し、円陣を組む日本代表森保監督(撮影・河田真司)

<W杯アジア最終予選:中国1-3日本◇19日◇C組◇第6戦◇福建省アモイ

【アモイ(中国)=永田淳】FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選で、日本(FIFAランキング15位)が中国(同92位)に3-1で勝利したが、試合後の会見で森保一監督(56)は中国サポーターの行動に苦言を呈した。

4万5336人の観客が詰めかけ、完全アウェーの雰囲気の中で行われた一戦では、中国サポーターのマナーが疑われる光景があった。

試合前に君が代が流れた際には、スタジアム全体から大ブーイング。両国国歌が流れる際には全員が起立するのが通常だが、君が代の際には着席した体勢からブーイングを送り、中国国歌になると立ち上がって歌うという観客、メディアも多数いた。

試合中にはレーザーポインターを使って日本選手のプレーを妨害する行動も見受けられた。

これについて問われた森保監督は厳しく言及。「サポーターの皆さんの熱く戦うという気持ちは尊重したいと思うが、お互い国を代表して戦い、選手たちはピッチ上でフェアにアグレッシブに、ルールの中で戦っているので、お互いの尊重ということにおいても、国歌斉唱の時にはブーイング等はやめていただければありがたいなと思うレーザーポインターも他の試合でも経験しているが、目に当たったりした場合、健康を害することにつがるかもしれない。選手たちの健康を守るためにも、過剰な応援以外のことはやめていただければありがたい」。さまざまな妨害工作に異を唱えた。

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