ロッテ中村稔弥投手(28)が19日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、200万円増の年俸2200万円(金額は推定)でサインした。
今季は17試合に登板。「昨年自分の中ではツーシームがフェニックスリーグからつかんだ感じがあって、それをずっと継続してやってきて。1年通してしっかり投げていけた」と振り返った。
今年は秋季練習から新たにスライダーに磨きをかけている。「中継ぎの時はあまり投げていなかったので、横の変化球を磨いて。違う左ピッチャーを見ていて、このボールを投げられたら楽になるんだろうなと。小島であったり、日本ハムの加藤(貴之)さんとか。丁寧に低めに投げていくボールとか、横もありつつ縦のフォークボールもいいボールが決まるのを見ていて、こういうボールが投げられたら長いイニングいけるんだなと思った」と同じ左投手から学んだ。
来季へ「今年は負けでロング(リリーフ)することが多かったので、来年はもっといいポジションを狙って勝ちでも投げられるように。先発とかも任せてみたいなと首脳陣の人に思ってもらえるような成長を見せたい」と力を込めた。