阪神百崎蒼生内野手(19)が19日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、現状維持の500万円でサインした。
「守りは思っていたよりよかったと言われた。来年はしっかりバッティングで結果を出せたら上に上がれるチャンスもあると言っていただいたので頑張りたい」
大型遊撃手として昨年のドラフト4位で東海大熊本星翔から入団。1年目の今季は春先の故障でやや出遅れたが、ウエスタン・リーグで74試合に出場。173打席に立って、打率1割8分5厘、1本塁打、10打点をマークした。
17日まで行われていた高知・安芸市での秋季キャンプには参加せず、鳴尾浜の残留練習に励んだ。平田勝男2軍監督(65)も「大したもんだよ。一番伸びたよ」と絶賛。2年目の来季へ「一番苦労したところがバッティングだったので、来年はもう少し自分の長所を出せたらいい」と力を込めた。(金額は推定)