ヤンキースからFAになったフアン・ソト外野手(26)が、大谷翔平投手らが所属するドジャースと今週中、早ければ19日(日本時間20日)にも面談を行うと18日(同19日)、MLB公式サイトが伝えた。
ソトは今オフ最大の目玉FAとされ、争奪戦が繰り広げられている。すでにレッドソックス、ブルージェイズ、メッツと面談を行い、この日はヤンキースのスタインブレナー・オーナー、キャッシュマンGM、ブーン監督と交渉すると伝えられている。今後はドジャースの他にジャイアンツ、フィリーズ、レイズと面談予定だという。
契約が決まる時期について、ある球団幹部は「(代理人の)ボラスはFA交渉をカタツムリのようなペースで行うことは周知の事実。だが、ソトのような選手の場合、そのようなことには通常ならない。ダラスを離れる前に彼の契約が決まらなかったら驚きだよ」と、来月9日から12日までダラスで開催されるウインターミーティングが終了するまでに契約が決まると予想。同サイトは、19年オフにボラスが代理人を務めるゲリット・コール、スティーブン・ストラスバーグ、アンソニー・レンドンの3選手がウインターミーティング中に契約したことを指摘している。
また、あるア・リーグの球団幹部は、争奪戦がヤンキースとメッツの一騎打ちになると予想。「彼はヤンキースで1年プレーしてチームのことをよく知っているし、(メッツのオーナーを務める大富豪の)スティーブ・コーエンは、必要だと判断すれば獲得するのに十分な資金を持っている。ソトがこの2チーム以外に行くとは思えない」と話したと伝えた。