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【プレミア12】謎の骨折宣言した辰己涼介、死球の影響で今大会初めて欠場 SRに備え回復優先


日本の辰己がドミニカ共和国戦を欠場し、ベンチから試合を見守った。原因は前日のキューバ戦で右肘に受けた死球による影響。レントゲンの結果、骨折と診断されたが、痛みはなく、症状が軽いと判断されたため、試合前練習では軽いジョギングやキャッチボール、さらにはバッティング練習も行った。井端監督の指示のもと、辰己は21日から始まるスーパーラウンドに備えて回復に努める方針が取られている。試合中に病院へ直行した事から最悪の事態が心配されたが、出場が見送られた形で今後の活躍に期待が残される。

日本対ドミニカ ベンチから試合を見つめる辰己(右)と小園(撮影・横山健太)

<ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12:侍ジャパン11-3ドミニカ共和国>◇18日◇天母

侍ジャパン辰己が死球の影響で大事を取り、今大会初めて欠場した。前日の17日キューバ戦で右肘に直撃。試合中に病院へ直行していた。一夜明けてドミニカ共和国戦ではベンチ入りを果たしたものの、出場機会はなかった。井端監督は「(休ませれば)大丈夫だと思います」と説明し、21日からのスーパーラウンドに備えて回復を優先させる形をとった。

球場入りした際、辰己は「診断は骨が折れてるって出たけど、痛みは特にないです」と真顔で謎の骨折宣言。患部の状態が心配されたが、スーパースターは違った。試合前練習では、軽めのジョギング、キャッチボールをこなし、室内練習場では精力的に打撃練習に時間を費やした。痛みの影響など感じさせないほど、豪快にバットを振り抜いた。死球を受けた直後はうずくまりそのまま交代していただけに、最悪の事態は免れた。

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