オリックス岸田監督が、ソフトバンクからFA宣言した石川柊太投手にあらためてラブコールを送った。
交渉解禁日の15日に対面。球団は3年5億5000万円前後プラス出来高払いの好条件を提示し、監督は「右のエースに」と熱く口説いた。交渉の内容は明かさなかったが「(本気度は示せたと)思います」ときっぱり。監督の熱望で実現したFA参戦で「育成で入って、しっかり努力して結果が出て、いろいろ考えながらやってきた子ですし、ケガを乗り越えていて、いろんな経験値があるところもすごい」と、獲得に乗り出した理由を語った。
また、この日打ち上げた高知秋季キャンプでは、今季、上半身のコンディション不良などに苦しんだ山崎の再生に取り組んだ。「かなりよくなってきています。『オフ、しっかりしてこいよ』と伝えています」と復活に手応えを感じる監督初キャンプになった。