阪神は18日、いずれも育成選手のホセ・ベタンセス投手(25)とアンソニー・マルティネス投手(24)、ジーン・アルナエス内野手(22)が帰国したと発表した。前日17日まで行われた高知・安芸での秋季キャンプに参加していた。
ベタンセスとマルティネスは今年1月に球団としてドミニカ共和国で初めて実施した入団トライアウトを経て来日した。ともに来季も育成契約を結んだと発表されている。
ベタンセスは今季2軍で25試合に登板し1勝2敗、防御率4・18だった。3日の秋季キャンプ紅白戦では自己新の161キロを計測した。「今年は多くのことを学ぶことができたシーズンでした。来年はチームのために努力をし、さらに貢献できるよう頑張ります」とコメントした。
マルティネスは今季2軍で17試合に登板し7試合で先発。6勝1敗で防御率は3・93だった。9日紅白戦では先発で2回無失点と好投した。「今シーズンはけがなく無事に終えることができ、非常にうれしく思っています。来シーズンは今年以上に素晴らしい結果を残せるよう、さらに努力していきたいと考えています」とコメントした。
アルナエスはパナマ出身で10月末に来日し、来季の育成契約を結んだ。紅白戦は2試合に出場し、9日の来日初打席で適時打など2試合連続安打を放った。「来年はチームのために全力を尽くし、貢献できるよう努力します」とコメントした。