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ドジャースFAの先発ビューラーにブレーブスが興味 ワールドシリーズ第5戦では抑え登板で世界一


MLBネットワークのジョン・モロシ記者によると、ナ・リーグ東地区2位に終わったアトランタ・ブレーブスが、2024年シーズンの先発投手の補強として、ロサンゼルス・ドジャースから自由契約となるウォーカー・ビューラーに関心を示している。ビューラーは、2015年のドラフトでドジャースに指名され、2019年には14勝でタイトルを獲得した。しかし、2022年の2度目のトミー・ジョン手術と今年復帰後の成績は芳しくなく、16試合で1勝6敗、防御率5.38に終わっている。地理的な利点も指摘される中で、シカゴ・カブスもビューラー獲得を視野に入れているとのこと。ビューラーの通算成績は47勝22敗、防御率3.27。

ウォーカー・ビューラー(2024年10月撮影)

今季ナ・リーグ東地区2位に終わり地区7連覇を逃したブレーブスが、ドジャースからFAとなった先発右腕ウォーカー・ビューラー(30)の獲得に興味を示していると、専門局MLBネットワークのジョン・モロシ記者が17日までに伝えた。

モロシ記者は同局の番組に出演し「ブレーブスがウォーカー・ビューラーに関心を寄せている」とリポート。ブレーブスの先発陣は今季11勝のマックス・フリードと同8勝のチャーリー・モートンがFAとなり、エース右腕スペンサー・ストライダーも右肘手術の影響で来季開幕に間に合わない可能性があるため、先発投手の補強を目指していると説明。本拠を置くアトランタについて、同記者は「彼の地元ケンタッキーからも比較的近く、母校ヴァンダービルト大学も近い」と立地的にも有利と指摘した。また、ブレーブスの他には鈴木誠也外野手が所属するカブスも獲得に乗り出す可能性があると伝えた。

ビューラーは15年ドラフト1巡目(全体24位)でドジャースから指名され契約。17年にデビューし、翌18年から先発ローテ入りした。19年には14勝4敗、防御率3・26を記録して最高勝率のタイトルを獲得し、オールスターに初選出。21年には自己最多16勝を挙げ2度目のオールスターに選出された。

22年は12試合で防御率4・02と苦戦し、同8月に自身2度目のトミー・ジョン手術。昨季は全休し、今年5月に復帰して今季は16試合で1勝6敗、防御率5・38だった。今ポストシーズンでは3試合に登板し、世界一を決めたヤンキースとのワールドシリーズ第5戦では7-6の9回に登板して試合を締めた。メジャー通算131試合で47勝22敗、防御率3・27。

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